トークショーと上映会

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ワールドコン 〜トークショーと”World Enough and Time”上映会・8月31日〜

タケイ氏は31日の午後2時から開催されたトークショーに出席されました。日本で開催されているイベントとは言え、国際的な大会であるため会場には世界中から様々な方が来ています。その為、トークショーは主に英語で進められましたが、日本人参加者からの要望で一部を日本語でもお話し頂きました。

コンベンションではおなじみの風景

引き続き行われたQ&Aコーナーが終わると、会場参加者へのサイン会が行われましたが、午後4時から別会場でのサイン会が予定されていましたので、トークショーでのサイン会は途中で打ち切りになってしまいました。

いつもの張りのある声で熱弁

午後6時30分からは、タケイ氏が出演された Star Trek: New Voyages “World Enough and Time” の日本プレミア上映会がありました。 Star Trek: New Voyages(現 STAR TREK: New Voyages/PHASE II〔インターナショナルサイト〕)というのはアメリカのファンによるオリジナルシリーズの続編を描く自主制作映画で、オリジナル放送時のセットや小道具を忠実に再現してアマチュアあるいはセミプロの俳優が演じるシリーズです。エピソードによってオリジナルシリーズの俳優が出演したり、関係者が脚本や制作に参加したりしています。また、各エピソードはインターネットにより配信されています。

トークショー参加者へサインを行うタケイ氏

上映会は監督のマーク・ジクリー氏とタケイ氏による舞台挨拶で始まり、上映終了後には質問コーナーがありましたが、トークショー同様にほぼ英語によるものでした。今回上映されたエピソードはタケイ氏演ずるスールー(日本役名ミスターカトウ)を中心とした物語で、さらに、今回だけ日本語字幕入りでの上映となりました。このエピソードは8月23日のインターネット初公開から何日も経っていなかったこともあり、外国人の参加者の方でも初めてご覧になった方が多かったようです。 “World Enough and Time” の上映会は翌日9月1日の午後4時よりゲスト抜きで再演されました。

ジクリー監督(左)とタケイ氏による舞台挨拶

上映会のエピソードに関しては、今回の字幕作成に協力された丹羽正之氏のウェブサイト STfan.com(ウェブアーカイブ) で紹介されていますのでご覧ください。同氏サイト(ウェブアーカイブ)にも記述されていますが、今回の字幕は一部日本語のおかしいところがあったようで、それがアメリカで用意されてきたものと丹羽氏側が提供したもの折衷作であったことが原因だったそうです。

後日、この完全字幕版の “World Enough and Time” が2008年4月20日に川崎市のカフェバー・ペパーランドにて開催された「「NEW VOYAGES」を語る会&自主製作映画上映会」というイベントで初公開されました。また、この字幕版は7月12日に名古屋市でも公開されました。

サイン会とヒューゴー賞授賞式・9月1日へ
第46回日本SF大会/第65回世界SF大会「Nippon 2007」ワールドコンに参加 (目次)


エクセルシオ・キャンペーン日本事務局

関連サイト

Nippon2007ワールドコン
STファン.com(ウェブアーカイブ)
スターシップ・コンゴウ
 スターシップ・コンゴウ- ワールドSFコンベンション

関連ページ

Star Trek: New Voyages 第3話


写真協力

TOWERS LOG(ウェブアーカイブ) 今回タケイ氏のヒューゴー賞授賞式での写真を提供して下さいましてありがとうございました。写真は Special Report 5 の「第46回 2007年8月30日」から転載させて頂きました。