週刊スタートレック ファクトファイル – プレビュー

「週刊スタートレック – ファクトファイル –」発売へ

「週刊スタートレック – ファクトファイル –」 は、1997年1月にイギリスで GE Fabbri 社によって創刊された「The Official Star Trek Fact Files」の日本語版です。「The Official Star Trek Fact Files」はその後オーストラリア、ヨーロッパでも創刊されました。ヨーロッパでは英語版をはじめフランス語版、ドイツ語版が存在しますので、今回創刊される日本語版はおそらく3番目の外国語版となります。 

当初、2002年11月5日より宮城県内で試験販売されていましたが、2003年になって全国販売が決定しました。創刊号は特製リングバインダーとロゴ入り黒のビニール袋付きで特別定価290円(税込)で2週間販売され、その後1週間ごとに1冊560円(税込)で販売されます。発行元は株式会社デアゴスティーニ・ジャパンで、2003年2月18日(火)創刊です。発売前日より、地上波とスーパーチャンネルなどでテレビCMが放送されました。 

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宮城県で試験販売された「週刊スタートレック」
(写真提供:STfan.com) 
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日本語版とフランス語版の創刊号
(写真提供:STfan.com) 

毎週発行される「週刊スタートレック」のページ(ページの表裏で1枚の『カード』が構成されます。)が切り離せるようになっていて、ジャンル毎にリングバインダーに綴じていけるようになっています。114種類の情報ファイルが7つのセクションに分類されていて、すべてのカードを集めることにより一つ(実際にはバインダーが何冊も必要になってくると思われます。)の大きなスタートレック百科事典ができるようになっています。 

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カードをバインダーに綴じた状態
(写真提供:STfan.com) 
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イギリス版ファクトファイル、コンプリート
(写真提供:STfan.com

残念ながらオリジナル版「The Official Star Trek Fact Files」は、発行部数の落ち込みからか2002年第304号を持って休刊してしまいました。また、同社がアメリカ、カナダで発行していた「Star Trek: The Magazine」も2003年4月号を持って休刊となるようです。 日本語版では100号まで出すとアナウンスされている「週刊スタートレック」ですが、オリジナルでも300号を超えるものをどうやって100号におさめてしまうつもりなのかも気になる所です。 

イギリス版公式サイト:The Official Star Trek Fact Files
日本版マガジン独立サイト:週刊スタートレック(Webアーカイブ)
プレスリリース:『週刊スタートレック ―ファクトファイル― 』

クレジット

「The Official Star Trek Fact Files」に関する情報及び写真を提供して下さった STfan.com(ウェブアーカイブ) の 丹羽正之氏に感謝致します。 

追記:

週刊スタートレック – ファクトファイル – は100号以降も何度も延長され、外国語版としては最長でオリジナルを凌ぎ、2009年4月7日刊行の314号をもって完結しました。

デアゴスティーニ ミュージアム
週刊スタートレック・ファクトファイル

デアゴスティーニ・ジャパンでは週刊スタートレックに平行して、2006年05月からDVDコレクション「隔週刊スタートレック ベストエピソード コレクション」を創刊し、2011年07月で135号をもって完結しています。

2011年5月から広島県で「週刊スタートレック エンタープライズDをつくる」の試験販売が開始されましたが、7号で休刊しています。

2014年5月からは「隔週刊スタートレック・スターシップ・コレクション」が創刊となり、2020年6月に160号で完結しましたが、161号から180号までと、「スタートレック・ディスカバリー・コレクション」が英語マガジンのままで延長コレクションとして限定500セット(ディスカバリーは300セット)、後に更にそれぞれ120セットが刊行されました。

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