スタートレック エンタープライズDをつくる

モデルパーツ付きマガジン 創刊

2011年に全く新しいパートワーク出版「モデルパーツ付きマガジン 週刊スタートレック エンタープライズDをつくる」が創刊されました。1/900スケールで、全長72cm、全幅52cm、船体内部のデッキはアクリルパーツ構成され、LEDによるライトアップも可能でした。リック・スターンバック氏描き下ろしの「ブループリント(設計図)」が毎号提供され、創刊号から100号まで揃えると、全デッキの技術辞典とU.S.S.エンタープライズ NCC-1701-Dのスケールモデルが完成します。

創刊号パッケージ

広島県で試験販売されていた創刊号が790円で2011年5月31日発売(6月7日(火)・14日(火)発行)、14日発売(6月21日(火)発行)の第2号以降は1,590円で総額158,200円になる予定でしたが、7月26日発売(8月2日(火)発行)の第7号で休刊となりました。

創刊号から35号までの応募券で必ずもらえる全員プレゼント、エンタープライズDと同スケールの1/900クリンゴン・バード・オブ・プレイ、スケールモデル(全長13cm)も企画のみで終了しました。

「週刊スタートレック エンタープライズDをつくる」の企画は、日本側から提案があって実現したものでしたが、この年、2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響もあり、売り上げは振るわなかったようです。なお、エンタープライズDの模型は、デアゴスティーニ・ジャパン「週刊 零戦をつくる」の設計・OEM生産を手掛けたインクス株式会社による設計でした。

リック・スターンバック氏へ送られた仮組みの試作モデル

縮尺サイズから見て現在刊行中の「スタートレック エンタープライズD」とほぼ同じ大きさで、各種ライト点灯、劇中同様光る窓と光らない窓を表現、円盤部の分離もできる設計で、メインシャトルベイには同スケールのシャトルが収納できるようになる予定でした。

構成部品のほとんどがプラスティック製で、完成後も船体の半分をはずし船体内部を青と白のLEDで照すことで各デッキの層が現れるというものです。

次の映像は、この企画に関わったイギリス人の方による紹介ビデオです。

Build the Enterprise 01 – シリーズガイドの紹介

Build the Enterprise 02 – マガジンの紹介
Build the Enterprise 03 – モデルパーツの紹介
Build the Enterprise 04 – ブループリントの紹介

既刊号データベース
週刊スタートレック エンタープライズDをつくる 既刊号ガイド

 

参照サイト:
Build the Enterprise, the part-work that never was(左記リンクは海外の The Trek Collective
First details for On Board the USS Enterprise(第11号付属予定のデッキ7ブループリント画像、左記リンクは海外の The Trek Collective
Star Trek The Next Generation –  Build the U.S.S. Enterprise NCC-1701-D(CM動画視聴可)
The Official Star Trek The Next Generation: Build the U.S.S. Enterprise NCC-1701-D(左記リンクは海外の Memory Alpha

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