ツクダの『USSエクセルシオール』ソフトビニール・キットを使ってディテール・アップする作例をご紹介します。
AMT/ERTL のプラスティック・モデル『U.S.S. EXCELSIOR』または『U.S.S. ENTERPRISE – B』の場合もほぼ同様の行程となります。
1. ソフトビニール・キット『USSエクセルシオール(生産終了)』を用意します。各パーツを熱湯に潜らせ、歪みを矯正します。
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2. ソフトビニール・キットはモールドが甘いので、スジ彫りを彫り直します。 その後、サフェーサーを吹いて下地処理を行います。
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3. プラ板にグリッドラインをトレースして、アズテックパターンを描きます。
![](https://sulu.jp/wp-content/uploads/2021/07/2.jpg)
4. 描いたアズテックパターンをデザインナイフで切り出します。
![](https://sulu.jp/wp-content/uploads/2021/07/3.jpg)
5. アズテックパターンが細かいので、切り出す時は慎重にナイフを当てます。
![](https://sulu.jp/wp-content/uploads/2021/07/4.jpg)
6. アズテックパターンを切り抜いたプラ板を白の下地塗装を終えた第一船体に当て、薄いグレーを吹きつけます。
![](https://sulu.jp/wp-content/uploads/2021/07/5.jpg)
7. ひと通りアズテックパターンの吹きつけが終わったところです。 同様の手順で裏面も行います(右上に見えるのはAMT/ERTLのキットの第一船体です)。 アズテックパターンの吹きつけが終わったら、下地色になじませるため薄く溶いた白を全体に吹きつけます。
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8. 基本塗装が終わり、ドン・マシーのエクセルシオ専用デカールシートを貼り終えました(左上に見えるのはAMT/ERTLのキットの第二船体船尾です)。
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9. 第一船体クローズアップ この後、船名および登録番号のデカールを貼ります。
NCC-2000でエクセルシオ、NCC-62043でメルボルン、NCC-42296でフッドです。
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10. カスタムスタンドに固定して完成です。
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