塗装とデカール
アズテックパターン
第一船体のアズテックパターンを再現するには Walker Enterprises(サイト閉鎖)より発売されていたアズテックパターンのテンプレートを利用すると比較的うまく再現できます。
各種デカールと交換パーツ
また、Don’s Light & Magic と Federation Models の JT-Graphics からは船体の複雑なラインや各種スラスターをデカールにした製品が出ています。 JT-Graphics のものは機関部のディフレクターや植物園の窓も表現され、船窓までがデカール化されています。塗装が苦手な方はこちらの製品を利用してもよいでしょう。Federation Models には上記の Don’s Light & Magic 製デカールや JT-Graphics 製デカールを取り揃えている上、船名と登録番号も選択出来るため様々な船を作ることができます。
同様に、Lunar Models と Don’s Light & Magic からはブリッジや航行センサー・シャトル着艦デッキなど、オリジナルのキットと交換可能なディテールアップパーツが出ています。各パーツを交換することにより、より完成度を上げることができるでしょう。
エンタープライズA 5面図
「FESARIUS」の山田龍太郎氏によるエンタープライズAの5面図です。
参考資料
関連サイト
以下に参考となるサイトの一覧を作ってみました。評価のところは「改装型エンタープライズ」に限ってのものです。
まとめ
エンタープライズの撮影用模型には、「ST1」で作られた大きいサイズのものと V’Ger内部のシーンで使用された小さいサイズのものが存在します。また、「ST3」でのスペースドックへ寄港するシーンではAMT/ERTLの模型をディテールアップしたものが使用されました。大きいサイズの模型は「ST2」でつや消しに再塗装され、その後「ST4」で登録番号を変えた後も「ST6」まで同じ模型が使用されました。「ST4」ではデフレクター部品の固定ネジを隠すパーツの紛失から別形状のパーツに付け替えられたり、右舷の撮影支持棒取り付け部分のパネルが新造されたりしました。2005年にはポーラライツより1/350スケールの模型が発売され、士官ラウンジ・シャトル発着場などのインテリアも再現され、AMT/ERTLの模型よりディテール再現性の高いものでした。スケールも約1.5倍となり下部惑星用センサーの形状も改善され、AMT/ERTLでは省略されていたモールドも付け加えられるなど、もはや修正すべきところが見当たらないかに思えましたが、それでもいくつか修正すべきところが指摘されています。
あとがき
エンタープライズ・リサーチは 2003年2月5日が最終更新のコンテンツでしたが、アーカイブス収録にあたって文体を「である調」から「ですます調」に変更するとともに一部のテキストの書き換えを行いました。また、リンク先変更やリンク切れのものの書き換えを行い、誤植など一部の画像のテキストも変更しました。さらに、2014年に「ワープナセル」と「まとめ」を追記し、リンク切れのサイトに関する内容を修正、関連サイトでは現存するサイトのみの掲載に変更しました。当初から船体の幾何学パターンを「アステカパターン」と翻訳していましたが、2021年にSULU.JPへ収録するにあたって、近年の一般表記に合わせて「アズテックパターン」「アズテックデカール」に変更し、再度リンクの見直しも行いました。
Last Updated on 2021-07-07 by masaki