SULU.JPへの移行

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エクセルシオ・キャンペーン日本がリニューアルした2005年5月に「To the Stars: The Autobiography of George Takei, Star Trek’s Mr. Sulu」の日本語翻訳本「ジョージ・タケイ自叙伝 – 星に向かって」の発売記念サイン会が東京と京都で開催され、ジョージ・タケイ氏が来日されました。2007年10月にはスタートレックの自主製作ビデオ Star Trek: New Voyages エピソード3 “WORLD ENOUGH AND TIME” にタケイ氏がスールー役でゲスト出演しました。エピソードのプロローグとエピローグではエクセルシオのスールー艦長として登場しました。Star Trek: New Voyages というのは、かつてエクセルシオ・キャンペーンが休止した時、司令部のラス・ハスラッジ氏が今後応援していくと言っていた正にそれでした。アマチュア作品とは云え、プロの俳優、作家、監督が参加するもので年々レベルが高くなってきています。

2007年8月から9月にかけて横浜で開催された、第46回日本SF大会/第65回世界SF大会「Nippon 2007」ワールドコンに「Star Trek: New Voyages エピソード3 “WORLD ENOUGH AND TIME”」がプレミア上映され、タケイ氏と監督のマーク・ジクリー氏が舞台挨拶をしました。キャンペーンの最初の試みが失敗して7年後にアマチュア製作とは云え、再びエクセルシオのブリッジで指揮をとるスールー艦長の雄姿を目の当たりにできたことは喜ばしいことです。

SULU.JP 2011年更新

「エクセルシオ・キャンペーン日本」ウェブサイトは2011年1月にタケイ氏の経歴を最新のものに更新した後、エクセルシオ・キャンペーンの総括を行い、2011年6月15日、エクセルシオ・キャンペーン 日本が11周年を迎えたことに伴い、スールーとジョージ・タケイ氏のコンテンツを中心にした新サイト「SULU.JP」へ移行しました。SULU.JP ではスールー艦長とUSS エクセルシオについての考察をし、スールー艦長を演じたジョージ・タケイ氏本人にも焦点を当てて、同氏の紹介や日本での活動報告を行なっていきます。また、かつて米国および日本行なわれたエクセルシオ・キャンペーンの活動の経緯を紹介しています。

サイト名が変わっても、エクセルシオ・キャンペーン 日本が解散したわけでも無く事務局も存続し、ジョージ・タケイ氏の活動を紹介し交流を深めていく趣旨での活動は続きます。

2014年6月、「LGBTプライド月間」に寄せてタケイ氏が来日し日本各地で講演会を行い、「エクセルシオ・キャンペーン日本」メンバーとも旧交を暖め、2017年9月には、ブロードウェイミュージカル『アリージャンス/忠誠』のプレミア上映に際し、タケイ氏が来日しジャパンプレミアパーティーに参加するなどされました。2020年には日本版『アリージャンス』の公演が予定されタケイ氏の来日も想定されていましたが、新型コロナウィルス感染拡大により、日本版公演も2021年に延期され、タケイ氏の来日は叶わなくなりました。同年には、タケイ氏の回顧録として2019年に出版されたグラフィックノヴェル、”They Called Us Enemy”の日本語版「〈敵〉と呼ばれても」が出版され、サイン会などのイベントも切望されましたが、同じくコロナ禍の影響で来日はありませんでした。

SULU.JP 2021年更新

2011年の「SULU.JP」移行から10年経った2021年8月には、セキュリティ対策のためCMSをWordPressへ変更し全面的なリニューアルを施しました。

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