ケルヴィン タイムラインでのヒカル・スールー

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スター・トレック第11作目の映画として『スター・トレック』が2009年に公開されました。この映画では年代設定がオリジナルシリーズの少し前であるため、キャストを全て新しく若い俳優に変更しています。USSエンタープライズの操舵士ヒカル・スールーを演じるのは韓国系俳優のジョン・チョウです。彼は、ジョージ・タケイ氏が理事を務めるアジア系アメリカ人の劇団イースト・ウエスト・プレイヤーズで多くの作品を演じていたこともあり、また、監督のJ.J.エイブラムズがジョージ・タケイ氏にキャスティングの助言を求められた時もタケイ氏からの推薦を受けたという経緯もあって、正式に新しいスールーにキャスティングされました。

2016年公開の『スター・トレック BEYOND』では、ゲイであるジョージ・タケイ氏をリスペクトして、スールーがゲイであるという新設定がなされましたが、この件についてジョージ・タケイ氏は異議を唱えています。

操舵士 ヒカル・スールー大尉(ジョン・チョウ)
スールーはサンフランシスコで生まれ、宇宙艦隊アカデミー時代、天文科学と応用植物学のクラスでトップであり、宇宙艦隊アカデミーにヨーロッパ剣術クラブを創設した。
2258年、USSエンタープライズの処女航宙に着任する予定だったマッケーナ操舵手が肺線虫にかかったためヒカル・スールーが代わりに操舵手を務めた。
写真は『スター・トレック』でのもの。

操舵士 ヒカル・スールー大尉
2259年、スールーは大量殺戮者のジョン・ハリソン探索の任務中に、セクション31が開発した新型の長距離魚雷が船に積載されることをモンゴメリー・スコット機関主任に対し保証した。ハリソン逮捕のためにカーク、スポック、ウフーラがクロノスでの任務遂行中に、スールーは一時的にブリッジの船長席に座った。
その後、新型戦闘艦U.S.S.ヴェンジェンスによりエンタープライズが深刻な被害を受けて地球に墜落寸前になったとき、スールーはスポックの船からの退避命令に反対し、自ら軌道降下を選択した。
約1年後、スールーは殺害された人々の追悼式に出席し、修理されたエンタープライズの操舵手として任務についた。彼とカークは船長の椅子に座ることで彼が培った趣味について話し、スールーは自分の船の船長になることへ興味を示した。
写真は『スター・トレック イントゥ・ダークネス』で船長席で指揮をしている時のもの。

操舵士 ヒカル・スールー大尉
2263年、5年間の任務の途中で、エンタープライズは宇宙基地ヨークタウンに立ち寄り、スールーはそこで夫のベンとその娘と再会した。脱出ポッドで救出されたカララを護衛する任務を受けた後、エンタープライズはクラールの小型戦闘艇群に急襲され、戦闘中にスールーは指令席に就いた。スールーはカークとチェコフと共に、ケルビンポッドでエンタープライズから近くの惑星アルタミドの地表に不時着した。惑星上では、クラールによって捕らえられて生き残ったクルーと合流し、クラールの野営地から抜け出し、宇宙艦隊にメッセージを送ろうとしたがそれはできなかった。その後、遺棄されていたUSSフランクリンを見つけ、アルタミドの地表からヨークタウンに入港するまでその船を飛ばした。
ヨークタウンへのクラールの攻撃がカーク船長とクルーによって阻止された後、スールーは乗組員が彼らの船長のためのサプライズ誕生日パーティーに出席し、新しくエンタープライズ-Aが建造されているのを見ていた。しばらく後に、クルーが5年間の任務を継続している間、スールーはUSSエンタープライズ-Aの操舵士を務めた。
写真は『スター・トレック BEYOND』でのUSSフランクリンの操舵席でのもの。