2009年のリブート「スター・トレック」映画公開とその成功を受ける形で、2010年3月に新たなスター・トレック公式ファンクラブ「STARFLEET FAR EAST (SFE)」の開始が発表されました。なお、先行してメールマガジンが2009年12月1日より開始されていました。
スターフリートのメンバーとなって、人類未踏の地へ踏み出そう
SFEは、スター・トレック全作品のライセンス企業であるCBSコンシューマプロダクツ社(本社アメリカ・ニューヨーク)から、北米を除く全世界のライセンシングの権利を預かる Cookie Jar Entertainment社(本社カナダ・トロント)およびその子会社CPLG社(本社イギリス・ロンドン)両社の日本ディビジョンが直接運営する、公式のファンクラブでした。
会員特典
SFE会員証
透明素材にマークとアイソリニア・チップ風の回路パターンをデザイン
会員番号とアルファベット表記の個人名を印字
SFE入会キット
- USBメモリリーダー:アイソリニア・オプティカル・チップを模した形状で、microSDカードをセットすればUSBメモリとして使用可
- 金属製チャーム3種:TOS版、TNG版、DS9およびVGR版の艦隊マーク3種をセット
- カンペンケース:チャームを収めるケースは、そのままペンケースに使用可
- 皮革製IDカードホルダー:黒色革製(リサイクルレザー) マークを型押しでシックに表現
SFE特典
- 各種デジタルコンテンツのダウンロード
- 会員限定グッズ
- 会員限定イベント
STARFLEET FAR EAST はパートナー企業である株式会社アメイズメントのファンクラブ運営代行ソリューション「fanscope」にて運営されていました。なお、株式会社アメイズメントは2020年にファンクラブ運営代行事業を終了しています。
入会金が5,250円(税込)、年会費5,250円(税込)と合わせると1万円を超える金額で入会金が割高な印象ですが、以前のオフィシャルファンクラブでも初回合計8,000円の為、まあ妥当な金額のようにも思います。
STAR TREK JAPAN 2010
2010年7月24日に、秋葉原UDX マルチスペースにて日本でのコンベンション開催を目指し、SFE主催の「STAR TREK JAPAN 2010」が開催されました。
開催内容
- 声優ゲスト(トークショウ、生アフレコ等) 矢島正明氏、大川透氏、沢海陽子氏
- ハリウッドビデオメッセージ ジョージ・タケイ氏
- 展示 撮影使用プロップ、デザインスケッチ等、レアグッズ、模型完成見本等
- 出展ブース ライセンシー各社
- 飲食 会場内での販売提供
- 販売 各種グッズ
- 会費 会員3,000円、一般5,000円
後日、声優ステージのレポートが、リアルライブとアニカンジェイピーに掲載されました。(リアルライブの記事は、ファンクラブ名とイベント名を取り違えて、逆に表記している。)
関連情報:George Takei Fan Site in 『STAR TREK JAPAN 2010』、ジョージ・タケイ ファンサイト 2周年!
STARFLEET FAR EAST の終焉
突如、2011年2月に新規入会中止、同3月に閉鎖が告知され、「STARFLEET FAR EAST」はライセンス更新ができなくなり1年でその活動を止めることになりました。
みなさんへのお知らせ(2011年2月24日)
2011年4月9日から、SFE再開を目指しSFEに関わったスタッフと有志によるファン活動、「1701A」が開設されました。
1701A オープンしました!(2011年4月9日)
ライセンスを有しないファン活動ではアマチュアと変わりがない状況ですが、月1回のテン・フォワード・カワサキ(TFK)も継続されて定着しています。
Last Updated on 2022-04-04 by masaki