ジョージ・タケイ自叙伝 – 星に向かって〜発売記念サイン会・東京編〜
タケイ氏は2005年5月23日来日し、24日には日本で初めて開かれる全米日系人博物館の理事会に出席されました。22日に来日し、23日に小泉首相を表敬訪問、翌日同理事会に出席したダニエル・K・イノウエ上院議員および全米日系人博物館理事会関係者約70名一行とは別に1日遅れで来日されたようです。
翌25日午後2時から経団連ホールで全米日系人博物館主催による公開シンポジウム「日系アメリカ人と日米関係の将来」が開催され、全米日系人博物館の名誉理事長でもあるタケイ氏は、シンポジウムにパネリストの一人として参加されました。
シンポジウムは4時半に終了しましたが、その後報道陣を交えたプレカンファレンス、レセプションと続き、その後、タケイ氏はタクシーでサイン会場である三省堂書店神田本店へと向かわれました。
三省堂書店には『星に向かって』のサイン会に詰めかけたファンが店内の階段を登るように並んでおり、午後6時半のサイン会開始時間を今や遅しと待ちわびていました。列の最後尾は最上階まで続いていたそうです。三省堂に入店したタケイ氏がこのことを書店の従業員から告げられると、あまりの光景に少し驚かれていたようでした。
書店内に設えられたサイン会場では金屏風をバックに紺の布が掛けられたテーブルを前にタケイ氏が腰掛けられ、本を購入したファン一人一人に声を掛けられ、サインとメッセージを書き、握手をしておられました。会場には翻訳者の貞包智悠氏の他に、角川版ヴォイジャーを翻訳した山口智子氏や富山でのトークショーを企画した岩堀恭一氏の姿もありました。
このような感じでサイン会は延々と続き、午後8時半近くになってから最後の方のサインを終え、三省堂の従業員から花束が手渡され記念撮影で終了を迎えました。
このあと、タケイ氏は知人を交えた食事会に出席するため、再びタクシーで書店を後にされました。翌26日午後には、全米日系人博物館理事会のメンバーらと共に愛知万博のトヨタ館、三菱未来館などの企業パビリオンを見学され、長久手会場のアメリカ館での同博物館主催のレセプションに出席されました。タケイ氏は翌日、四国香川県に渡りイサム・ノグチ庭園美術館を訪問され、翌28日には循環型社会のモデル地域を目指す同県直島町に立ち寄られました。香川県滞在中は名物の讃岐うどんを召し上がり、ご満悦だったそうです。
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エクセルシオ・キャンペーン日本事務局
関連サイト
The Official Website of George Takei – Blog Archives _ April, 2005(ウェブアーカイブ)
The Official Website of George Takei – Blog Archives _ May, 2005(ウェブアーカイブ)
三省堂書店
イサム・ノグチ庭園美術館
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