塗装とデカール
アズテックパターン
第一船体のアズテックパターンを再現するのは簡単ではありませんが、Walker Enterprises(サイト閉鎖) より発売されていたアズテックパターンのテンプレートを利用すると比較的うまく再現できます。また、PC-MODELER(サイト閉鎖)からはアズテック デカール シートが発売されていました。
各種デカール
前述の Don’s Light & Magic と Thomas Models からは大胆にもエクセルシオの複雑な塗装パターンをデカールにしてしまった製品があります。 Thomas Models のものは船体登録番号と船窓のデカールも付属しますので、塗装が苦手な方はこちらの製品を利用しても良いでしょう。
AMT/ERTL のエクセルシオに付属するデカールは、赤の発色が良くないのと第二船体側面の宇宙艦隊ペナントが大きすぎます。また、エンタープライズBのものは登録番号と船名のフォントに正しくないものが使われています。ツクダのものはワープナセルのマーキングを含めて撮影用模型に忠実ですが、第二船体やワープナセルのブルーラインをキットに馴染ませて貼らなければならないのが少々難があります。以下では、これらの代替用デカールをご紹介しましょう。
Federation Models には上記の PC-MODELER 製デカールや JT-Graphics 製デカールを取り揃えている為、様々な登録番号の船を作ることができます。船窓やインパルスエンジンのみのデカールもあります。 Web Games の No.0-0003DC には他の船名やアルファベットも付いていたので他の船を作ることも可能でした。Thomas Models のデカールでも他の船籍仕様にする事ができます。
エクセルシオ5面図
上記でも紹介したCGサイト「FESARIUS」の山田龍太郎氏によるエクセルシオの5面図である。
関連サイト
以下に参考となるサイトの一覧を作ってみた。評価のところは「エクセルシオ」に限ってのものである。
まとめ
エクセルシオの撮影用模型には、「ST3」で作られた大きいサイズのものと「VOY:Flashback」でリメイクされたオリジナルより小さいサイズのものが存在します。二つの模型は第一船体のグリッド・パターンやその厚み、下部センサー、第二船体のディフレクター・ディッシュの直径等が微妙に異なっています。このページでは主に「ST3」の時に作られた模型を中心に解説してきましたが、不明なところはリメイク模型による情報もあります。今後、オリジナル模型の鮮明な写真が公開されるような事があれば、またこのページを更新し新たな項目を付け加えて行くつもりです。
あとがき
エクセルシオ・リサーチは 2004年9月3日が最終更新のコンテンツでしたが、アーカイブス収録にあたって、一部のテキストの書き換えを行いました。また、リンク先変更やリンク切れのものの書き換えを行い、誤植など一部の画像のテキストも変更しました。さらに、2014年にリンク切れのサイトに関する内容を修正、関連サイトでは現存するサイトのみの掲載に変更しました。当初から船体の幾何学パターンを「アステカパターン」と翻訳していましたが、2021年にSULU.JPへ収録するにあたって、近年の一般表記に合わせて「アズテックパターン」「アズテックデカール」に変更し、再度リンクの見直しも行いました。
追記
2016年にエクセルシオの撮影モデル写真がインターネット上にアップされ、より鮮明に各部のディテールが判別できるようになりました。
Last Updated on 2009-02-18 by masaki