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Facebookページ「スターシップ・コンゴウ」での2020年5月10日の投稿を加筆・編集したものです。

前回はスールー艦長の居室について解析をしましたので、今回はエンタープライズAのカーク艦長の居室について同様の解析を行いたいと思います。

カークの居室イラスト
(画像提供:Bernd Schneider)

エンタープライズのカークの部屋もコントラストを調整してみました。おなじみの消火器もありますし、作りも凝っています。

少し前に遡って、

別のシーンを明るくすると、

スールー艦長の部屋にあった星図が現れました。

もっと進むと、

さらに二枚の星図が見えます。下の星図はスールー艦長の部屋にあったものと同じようですが、上のものがはっきり分かりません。

インターネット上の資料を参考に星図の復元を試みました。
まずは、探査済みマップです。メイン画像はメモリーアルファからダウンロードし、組み込みました。

次に、惑星連邦宇宙チャートです。
宇宙チャートの銀河系画像は、所有のStarlog社”The Official Star Trek the Next Generation Magazine”からスキャンした画像のネガポジを反転させたものになります。

文字は推測、ランダム数字は正にランダムに記載しています。

唯一、分からなかった第3の星図ですが、別のFacebookページの方から元画像をいただくことができましたので、それを元に作成しました。

但し、元画像の解像度が良くないので、文字の解析は行わず、白黒反転だけで作成しました。画像サイズも元画像とほぼ同じサイズとしています。文字の解析は追々やるとして、こちらは点と線だけでできるので、意外と簡単に高解像度版も作成可能な気がします。このままだとフォントがLCARSタイプなので、これを変更しないと時代が合わなくなりますが。

少しデザインが違いますが、同様の星図が新スタートレック第118話「恐怖の宇宙時間連続体」でのタイフォン星団の星図として登場しています。放映日が1992年3月23日ということで、1991年12月6日公開の『スター・トレック6 未知の世界』とほぼ同時期ですので、タイフォン星団の星図を手直しして作成したものであると推定されます。

タイフォン星団の星図(コントラスト調整済み)
(画像提供:TrekCore)

カーク艦長の居室の解析が終わりましたので、スポック大佐の部屋の解析を行いたいと思います。

カークがスポックの居室を訪ねるシーンですが、

明るくしてみたところ、星図はありませんでしたが、二つのスタイリッシュな椅子が置いてありました。
調べたところ、デンマークのインダストリアルデザイナー、ヨーゲン・ホヴェルスコフ(Jorgen Hovelskov) のハープチェア(1963年)と呼ばれている椅子である事が判明しました。

中国製のレプリカならば、こちらでお値打ちに購入可能のようです。

関連リンク

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Facebook ページ – スターシップ・コンゴウ
Commercially Available Chairs in Star Trek – Ex Astris Scientia