Starship Classのスターシップ・リサーチ「コンスティテューション級宇宙船の歴史」において、歴代のコンスティテューション級宇宙船の解説を行なっていますが、その中でまぼろしのエンタープライズ号として紹介している「スタートレック:フェイズ 2」のエンタープライズ号があります。
現在では、スターシップ コレクションの発売元、イギリスのeaglemossからミニチュアモデルが発売されており、以前よりは認知度が上がっているようです。
フェイズ 2エンタープライズ号の撮影モデルは最終的には完成せず、制作途中で一旦中止となり、スタジオセットも映画版用に再デザインされ作り直されました。撮影モデル制作用の図面はいくつか残っているようで、ウェブ上でも確認することができます。
フェイズ2のコンセプトアートはいくつか存在していて、その中で「スタートレック:フェイズ 2」を映画に格上げする記者発表(上記写真)の背景に描かれていたエンタープライズ号を元にして、ナセルのバリエーションタイプとして、フェイズ 2エンタープライズ号(NCC-1700 コンスティテューション号)のイラストを2003年に描き上げました。
この画像は、「スタートレック:フェイズ 2」の美術部門のマイク・マイナーが描いたエンタープライズ号のコンセプトアートの一つを元にし、独自解釈を加えて描いたものです。
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